もともとは不動産投資反対派だった
これは建設業者あるあるかもしれません。仕事柄、住居のメンテナンスコストや建物の原価を把握している人ほど不動産に対して厳しい目線で見ていると思います。
私自身、周囲の友人や先輩方に勧められたことはありますが、メンテナンスコストを考えると勝てない投資だと思っていました。
日本は少子高齢化で空き家がたくさん。かつ私が住んでいるエリアはそこまで人口の多くない地方です。
完全に反対意見を持っていました。
資材倉庫を探していた
あるとき会社で使用する倉庫を探していました。
そこまで広さは必要ありませんが、屋根があって、車が数台入って、水道が使えて、電気が使える物件。
賃貸を探してみましたが、大きすぎる倉庫や水道がない倉庫…ちょうどいい物件を探すことが難しかったんです。
そこで安い家を買って倉庫にしてはどうだろう?というアイデアが浮かびました。
売り物件情報を見ていると、ちょうど平屋の戸建てが見つかりました。
最終的にそこの物件の購入を決めたのですが、これを再び売ったらいくらになるだろう?と考えました。
市街化調整区域内の300万円で購入した70坪平屋ですが、売ったとしても300万円以上することがわかりました。
メンターとなる投資家さんとの出会い
ある時会社に電話が入りました。リフォームの見積もりをしてほしい、という内容でした。
お家へ伺うと、お世辞にも綺麗とは言えない。物が溢れかえったお家でした。しかも家の中にも関わらず土足だったため驚きました。
お話をすると、家を直して貸す予定をしている。と言われました。
私は夜逃げなのか、破産したのかわからない、そのごみ屋敷のようなお家を直してどうするんだろうと思っていました。
無事に工事を受注し、順調に進んでいました。
休憩の際によくお話を聞く機会があったので、いろんなお話をするとアパートや家をたくさん持っている大家さんだということがわかりました。
その当時よく内容がわからなかったんですが、投資効率や利回りのことなどいろんな話をしてくださいました。
投資セミナーへ連れていかれる
私の話の聞き方が良かったのか、すごく気に入られてしまいました。
一回投資のセミナーへ連れて行ってやろう、ということでなぜか連れていかれることになってしまいました。
投資セミナーに潜入
成り行きでなぜか参加することになり、不安と怪しさでいっぱいでした。
セミナーでは実際に物件を見に行ったり、その物件が買いかどうかみんなで判断したり、と和気あいあいと白熱した雰囲気でした。
私はよくわからないまま、誘われるがまま数回参加していきました。
ほかの先輩方の意見を聞くと、そんな考え方があるのか。と納得するような意見や驚くようなリフォームの方法などたくさん見せていただきかなり勉強になりました。
だんだんイメージが湧いてきた
物件を見て皆さんの意見を聞いているうちに、だいたいこのぐらいで貸せるかな。とか、リフォームはこのぐらいだな。と読めてくるようになってきました。
普段からネットで物件情報を見ながら、これはいくらで買ってどのくらいのリフォームをして、これくらいの家賃で貸そうかな、と考えることが楽しくなってきました。
一回やってみたい、という想いが強くなってきました。
メンターの先輩のお陰でだんだんと自分が出来る‼というイメージが湧いてきました。これが最初のきっかけでした。